会社概要

ミッション

医薬品・化学薬品・化粧品の開発では、現在も多くの動物実験が行われています。しかし、動物とヒトの種差により、動物実験の結果が必ずしもヒトでの有効性や毒性を正確に反映するとは限りません。また、動物実験に対する規制や社会的な批判が高まる中で、ヒトに近い評価を可能にする新しい技術が求められています。

世界では、FDA Modernization Act 2.0やFDAのISTAND Programに代表されるように、ヒト細胞、オルガノイド、Organ-on-a-chip、AI・in silico解析などを活用したNew Approach Methodologies(NAMs)の社会実装が進みつつあります。その中でも、生体模倣システム(Microphysiological Systems:MPS)は、ヒト臓器の構造や機能をマイクロ流体デバイス上で再現し、従来の評価系では捉えきれなかった生理機能や薬物応答を評価する技術として注目されています。

創業者の横川は、ヒトiPS細胞由来腎臓組織から高機能な尿細管細胞を分取し、MPSに搭載することで、従来の培養細胞では困難であった薬物輸送評価を可能にしてきました。また、管腔構造を有する血管網の構築技術を活用し、希少がんの新規治療薬評価、がん微小環境の再現、三次元組織との共培養にも取り組んできました。

日本には、材料、細胞、マイクロ加工、解析装置など、MPSを支える優れた要素技術が数多く存在します。一方で、それらを統合し、ユーザーの目的に応じた実用的な評価系として提供する仕組みはまだ十分ではありません。当社は、アカデミア発の最先端MPS技術を核に、材料、細胞、解析装置、CROネットワークをつなぐハブとして、MPSをトータルパッケージとして社会実装していきます。

私たちは、単なるMPSチッププロバイダーではありません。 チップ販売に加え、スクリーニング受託、コンサルティング、共同開発を通じて、研究目的に最適なMPSソリューションを提案・開発します。これにより、動物実験の削減、ヒトへの外挿性向上、候補薬剤の脱落率低下、開発コストと期間の削減に貢献し、創薬をはじめとするライフサイエンス分野の発展を支えます。

沿革

2023/7/12

株式会社フィジオスバイオテック 設立

2024/6/26

代表取締役CEOに三木一郎が就任

2025/12/18

香港子会社 Physios Biotech HK Limited(斐思生流生物科技有限公司)設立

概要

会社名:

株式会社フィジオスバイオテック
 (Physios Biotech, Inc.)

設立日:

2023年7月12日

資本金:

575万円

本社:

岩手県盛岡市北飯岡二丁目4番23号

研究室:

京都府京都市西京区京都大学桂C3棟

役員:

代表取締役 三木 一郎

 取締役 横川 隆司
(京都大学大学院 工学研究科 教授)

 監査役 高橋 宏利
((株)アイカムス・ラボ 取締役)

顧問:

髙里 実
(理化学研究所 チームリーダー)

小寺 秀俊
(京都大学 名誉教授)